インターネット人口の増加とともに、通販
サギや中傷メール、なりすましなど、インターネットがらみのトラブルが急増している。読者の中にも、
著作権の侵害などそれとは知らずに犯罪をおかしている人がいるのではないだろうか。これからは、
インターネット犯罪に巻き込まれないように自己
防衛するともに、自らが犯罪者とならないように
正しい知識を身につける必要がありそうだ。
インターネット犯罪で
逮捕されたら…
昨年1年間に、コンピュータネットワークを悪用して摘発された事件数は29件、検挙者は前年比93.3%増の58人に上ったという。今年から警視庁でもインターネット犯罪を専門に取り締まる
部署が誕生して、これからますます締め
付けが厳しくなるだろう。
インターネット犯罪の特徴の1つに、犯罪者の罪の意識が薄いことがあげられるが、
処罰は通常の犯罪と同様に行われる。
むしろ、判例が少ないことや見せしめの
意味もあり、通常より重い処罰が下される可能性もある。
ちなみに、今年3月にわいせつ図画公然陳列罪に問われた被告に言い渡された
判決内容は、懲役1年6月、執行猶予3年だった。インターネット犯罪は、決して割にあうものではないということを、心しておきたい。
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