クリスマスが近づき「プレゼントはゲームソフト!」と子供にせがまれている家庭も多いのでは?とかく若年層だけでブームとなるソフトが多いなかで、子供から熟年層に至るまで幅広いファンを獲得しているのがトレインシミュレーションゲームだ。今回、探検隊が訪れた「音楽館」は音楽関係のマルチメディアソフトの開発とともに「トレインシミュレータ」の製作も行っているユニークな会社として知られている。今回の探検隊は、ふだんは見ることのできない「トレインシミュレータ」の製作現場を直撃・探検した。
徹底したこだわりぶりにびっくり!トレインシミュレーターはこう作る!
音楽館はもともとはその名の通り音楽関係の会社として15年前に設立。レコーディングスタジオの経営とスタジオ機材のレンタル、そして音楽関係の企画・プロデュースなどの活動をしている。ちなみに向谷さんは1982年にMacintosh512kを購入して以来ずっとMacを愛用していて、オフィスでも10台以上のMacが稼動している。
ここで「トレインシミュレータ」の製作過程を簡単に教えていただこう。まず対象路線に専用列車を走らせて映像の撮影を行う。「電車のすれ違い映像には特にこだわっていて、この速度だとここでこの電車を先に行かせられるな、とか1カ月前からダイヤを見て計算するんです。安全に十分配慮して制限速度内で走行しつつ映像的にいいものを撮るのはかなり技術がいるんですよ」すれ違いに失敗したり雨が降ったりで撮影はかなり大変だとか。
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