Link Club Newsletter 2008.6/Vol.156

リンククラブの発行する「リンククラブニューズレター」より、一部の記事をweb上でお読み頂けます。毎月更新!

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関係性の未来 メスがつくり出すのはただひとつの「スマイル」 与座聰さん

愛嬌ある名前とは裏腹に、強靭な体力と精神力を要するハードな医療ボランティア、「スマイル作戦」。 紛争地や極貧国に向かい、目を背けたくなるような痛々しい傷跡に治療を施す。 そんな過酷なミッションに、楽しそうに参加しているのが与座聰医師だ。 与座医師にとっての「スマイル作戦」とはいったい何なのか。 その胸中にメスを入れてみると、使命や博愛などで飾られていない シンプルなボランティア精神が見えてきた。

Creativity 「好きだから描かない」というパラドックス。 映画監督 内田けんじさん

劇場用長編デビュー作『運命じゃない人』が、2005年のカンヌ国際映画祭・批評家週間で 4賞を受賞、大きな話題となった内田けんじ監督。周到に練られた脚本から生まれるその 作品世界と語り口は、日本映画界に新鮮な驚きをもたらした。 そして2008年5月。待望の新作『アフタースクール』は、2年間の熟成を経た脚本に快調な テンポが加わり、まったく先の展開が予測できないエンターテインメント作品に仕上がっている。 ロードショー公開を間近に控えた内田監督に話をうかがった。

another eye ラップ魂、健在なり Notorious MSG

70年代後半にニューヨークで生まれたラップ音楽。四半世紀が経ち、 今では音楽シーンの主流としてゆるぎない位置を占めている。ズボンが 腰からずり落ちた刑務所スタイルに、大きな飾りのついた通称ブリン ブリンのネックレス。小学生にまでそんなヒップホップスタイルが浸透 している。昨今は、人気ラッパーの派手な金遣いやファッションだけ が話題になりがちだが、ラップ音楽は、抑圧された社会層の表現 手段として生まれた。今もその真髄は変わらない。人種や文化の 壁を超え、ニューヨークの街角で生き続けるラップ音楽をめぐる 2組の異なった生き方を紹介する。

日本吉を紡ぐ 唯一無二の弾き語りで魅せる現代の「スセリ姫」。 [芸人]オオタスセリさん

負け犬街道を突っ走り、妄想を炸裂 させた一人コントでじわじわと注目 されてきた、オオタスセリさん。近年 では、「下手」なギターをかき鳴らし、 永六輔さんや立川談志さんといった 芸の目利きの人たちにも認められて いる。一度聴いたら歌詞、メロディー 共に耳をついて離れない代表曲は、 ズバリ、題して『ストーカーと呼ば ないで』。こんな歌を作るオオタ スセリさんとは、いったいどんな人 なのか。

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