LINK CLUB -----------
LOGO

十二の巻 ヤノ電器編

人々

ヤノ電器は国内メーカーとして、Macintoshの周辺機器を早くから製造し、その製品のクオリティの高さと商品開発力には定評のあるメーカーです。今では当たり前に誰もが利用しているMOドライブを9年前から製品化するなど、新しい挑戦を続けています。
今回は、そんなヤノ電器の基本姿勢や、開発の苦労話、製品に対する考え方などを、神戸の緑豊かな環境の中で自然と共存している、ユニークで明るい社屋でお話を伺いました。

期待に胸を膨らませ探検開始
 北神、西神と呼ばれる六甲山系から見おろせるこの地域は、古くから歴史のある地で貴重な文化財などがある地域です。そんな緑に囲まれた、静かな住宅地を抜けると今回の探検隊の目的地、『ヤノ電器』はありました。
今回お世話になった広報室坂本さん  敷地内に入ると建物がいくつかに分かれて建っている様子。早速、期待に胸を膨らませ社屋へと入ってみると、大きなガラスの壁面で、中庭が望めるホールにはなんと!滝が流れています。驚きの探検隊員を広報担当の坂本さんが笑顔で迎えてくださいました。「この建物は、屋上から滝のように水を流して、空調などに利用しています。水で冷やす効果を考えているんです。社屋については後ほど詳しくご案内しましょう。」と、天井が高く独創的な作りの部屋へと案内してくれました。 
 「ヤノ電器はコンピュータ事業部、C&E事業部、ヒーター事業部の3つの事業を行っていて、現在ではどちらかというと周辺機器メーカーの色合いが強くなっていますが、実はソフトウエアの発売のほうが先だったんです。」と、坂本さんから意外なお話。すかさず「ヤノ電器の名前は、周辺機器より先に知っていましたよ。」と探検隊員の西さん。なかなかあなどれません。
商品の開発、ドライバーソフトウェアの自社開発、製造、梱包までの行程をすべてここで行い、そのほとんどが丁寧な手作業で行われているとのこと。なるほど、品質の高さで定評のある秘密はここにあるのかと、隊員も納得顔。「では、開発担当より本日は特別に面白いものをお見せしましょう。」意味深なことばで気がつくと、部屋の入口には取締役兼、企画・開発の矢野さんと開発担当の森田さんが立っていらっしゃいました。 取締役の矢野さん(左)と開発部の森田さん(右)

トップへ戻る I 次のページへ

Copyright(c) LINK CLUB , Kai Graphics Inc. 1997.1998.
To the future, produced by KAI.

TOP