最先端の技術とそれを操る人間の体力・精神力・知力の壮絶な闘いが繰り広げられるF1レース。日本ではひと昔前の爆発的なブームも落ち着き、今ではモータースポーツとして人気が定着している。写真家ジョーホンダさんは日本のモータースポーツカメラマンのパイオニアとして30年間F1の写真を撮り続けている。レーシングカーの技術の発展とカメラ自体の性能の驚異的な進歩、さらにレースを取り巻く環境の変化、そしていつの時代も変わらぬドライバーの命をかけたシビアな闘いなど、今回は写真家が見続けたF1の魅力を語っていただいた。

ジョー ホンダさん 1939年、東京都生まれ。
日本大学芸術学部写真学科卒業。本名、定塚信行。
1967年モータースポーツの写真家として渡欧。以来F1フォトグラファーのパイオニアとして活躍中。「セナを殺した男たち」など著書、写真集など多数。

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