MAC FREAK FILE

 自分のお店を開いてみたいという夢を持つ人は少なくないはず。ここに、もう一つ大きなジャンプをしてそれを実現してしまった 人がいます。今回お話を 伺った落合真弓さんは、 今秋、代官山に念願のお店をオープンしました。ヨーロッパの個性的な古着を 集めたこのお店。レジの 横にはPowerBookが! 夢を現実に変えるパワーの秘密は、こんなところにも?

姉川さん プロフィール...
落合 真弓(おちあい まゆみ)さん

落合 真弓(おちあい まゆみ)さん
1989年〜1999年 資生堂で商品企画を担当。
メーキャップブランド「ピエヌ」「レシェンテ」 など多数手掛けてきた。
1999年春に退社、秋に代官山でお店をオープン。
主にヨーロッパの魅力的な古着を、リーズナブルな価格で売ることを中心としている。


Macとの出会いをお聞かせください。

 10年前、グラフィックデザイナーの友人のMacを触ったのが初めての出会いです。興味の始まりは、更に10年程前、真っ白な看板に「かじりかけのリンゴ」と社名ロゴだけが描かれた、広告を目にした時からと記憶しています。なぜ「かじりかけのリンゴ」なのか。気になったあの時に、一目惚れしていたのかもしれません。このコーポレートシンボルは、コンピュータの情報量の単位「バイト(byte)」と英語の「かじる(bite)」の2つの意味を掛けていると後で知りました。そんなウィットをもっているところも、私がMacを好きな理由の一つです。楽しみながら開発を進めているような、アップル社のムードが伝わってきて、使っている方まで楽しくなりますね。
 以前勤めていた化粧品会社で、1人1台パソコンを支給され、出退社の管理、提案資料の作成等に、Windowsを使用するようになりました。そのパソコンは、「四角い黒い箱」という印象で、デザインが「ちょっと退屈!」なんて思っていました。毎日使うものこそ気持ちよく使いたいので、私には「ルックス=デザイン」は大切な要素。そんな理由もあり、買うならMacと考えていました。デスクトップかノートブックかとても悩んでいた時、PowerBook G3の発売を知り、「これだ!!!」と即決。画面のサイズ・機能・デザイン、全てが私のニーズを満たしてくれるものでした。
 私が次に欲しいのは、1997年にアメリカの教育市場向けに発売された「eMate300」なんです。あの斬新でユーモラスなスタイル、スケルトングリーンがなんとも魅力です。

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