![]() | | ![]() マリンポストのみなさんと数々の名作の前で記念撮影。 お忙しい中ありがとうございました。 |
|
どの映画にも必ずあるもの、ズバリそれは「タイトル」!!そして現代の映画においては特殊効果は必要不可欠とも言えるだろう。 今回探検隊がお邪魔したのは映画のタイトル画面の制作や特殊効果を35台ものMacを駆使して行っているマリン ポスト社。 映画本編をより魅力的に輝かせるために映画を裏から支えるタイトル・特殊効果制作の現場に迫ってみよう。 | |||
新宿・渋谷から京王線の快速で約30分、京王多摩川駅に到着。駅から住宅地の中の 細い道を10分ほど歩いたところに今回の探検地「マリン ポスト」はある。階段を上がって扉を開ければ、社内は建物の外観とはがらりと雰囲気が異なり、最新のコンピュータやMacがずらりと並んでいて壮観。そして画面を見続けて疲れた目を癒してくれるのがオフィスの天井からジャングル(?)のように垂れ下がる緑の植物。スタッフの方がにこやかに働く活気あるオフィスだ。 隊員たちを迎えてくださったのは取締役の大屋哲男さん。大屋さんも10年ほど前からのMac愛用者だ。ではまずマリン ポストの概要について説明をしていただこう。 マリン ポストは1978年設立。当初は東南アジアなど海外のCMの編集を行っていたと いう。「現地で撮影したものを日本で仕上げる仕事をしていたのですが、10年ほど前にビデオ化が進んで、東南アジアではPALシステム、日本はNTSCシステムと、信号の方式が異なってしまったので、日本で仕上げができなくなってしまったんです。それ以来、国内の仕事に 取り組み始めました」。 現在の業務は「タイトルの制作と特殊効果、つまり映画の撮影された後の映像を加工する 仕事で、音以外全般を扱っています」。詳しいお仕事の内容については後ほど、それぞれ担当の方に実際に作品等を見せて頂きながらお伺いできるということで、隊員たちも好奇心を膨らませる。それにしてもオフィス内、見渡す限りMac・Mac・Mac!現在、Macは35台、Windowsは15台稼働していて、約8対2の 割合でMacを使っているという。スタッフは10人ほどで、それぞれが大きな机にMacとWindowsを何台も並べて、カシャカシャと 音を立てながら食い入るように画面に見入って作業をしている。これら多くのコンピュータのネットワークを構築しているのがMacOS Xサーバ。膨大なデータをストックしている ハードディスクは130ギガのものがドンと2台も据えられている。ここに何百もの合成データなどが収められているという。「もともとここでの仕事は手作業で行っていたもので、コンピュータを使うようになったのはフィルムを データとしてコンピュータに取り込めるようになってからなんです。コンピュータを使い始めたことで確実に手作業の時代よりも一人一人のすることは増えています(笑)。それまで人に頼んでいたことも自分でできるようになった 訳ですから。だからそういった手間が楽しめるような性格の人でないと、この仕事は辛いかもしれないですね」。映画に携わるクリエイティブな仕事という華々しいイメージに対して、 実は根気と粘り強さという地味な努力が必要な仕事だという。では次にタイトルと特殊効果の制作について教えて頂こう。 |
![]() お世話になった、取締役/テクニカルプロデューサー大屋さん ![]() 道木さんと竹内さんからも専門的な話を伺う ![]() 探検隊員も様々な質問をくり出した | ||
【トップへ戻る I 次のページへ 】 |