毎月12〜3誌のクルマ雑誌にレギュラーで執筆しているという自動車評論家の国沢光宏氏は、実はLink Clubの会員。忙しい仕事の合間を縫って、プロならではの厳しい目で書いたクルマ批評と、ちょっとした遊びのあるホームページを、毎日更新し続けているという。ホームページを立ち上げるために初めて使ったというMacの印象や、インターネットの面白さなどについて、お話を伺ってみた。


何気なくクルマ雑誌を手に取ると、ほとんど必ず、国沢さんの原稿を拝見するような気がするのですが。

 そうですね。今レギュラーで、毎月12〜 3誌くらいは書いてますね。

かなりの出稿量ですね。

 原稿“料”ではなく“量”だけでいえば(笑)、多分日本で一番多く書いている自動車評論家ではないかと思います。元々、クルマの乗り方とか種類にかかわらず、クルマに関することはすべて好き、というタイプの人間なので、自然と書くジャンルも量も多くなったのではないかな。

Mitsuhiro Kunisawa
くにさわ みつひろ


1958年東京生まれ
学生時代よりオートバイ、クルマの魅力に魅せられ、ベストカー誌で編集の仕事を始める。2年間編集に従事したのち、フリーの自動車評論家として活動を開始。現在毎月12〜3誌の自動車誌に執筆するほか、「一年に50万円は得するクルマ学」、「Uカー見栄っぱり改造講座」など、著書も 多数。ちなみに現在の愛車は、トヨタ・プリウス、メルセデスベンツ300SE、フェラーリ328GTSなど6台。オートバイも3台所有する。

仕事だけでもかなりお忙しそうなのに、ホームページのほうも毎日更新されてますね。

 毎日更新しているのは、仕事での試乗などを簡単に記す日記のようなものと、あとは トップページの、クルマに関するニュースですね。元々クルマに関する情報を、雑誌とは違う形でうまく提供できないかなと思って始めたホームページなので、やはりインター ネットならではの即時性は重要だし、なるべく役立つ情報ページにしたいと思ってます から。だから、内容重視ということで、デザインや写真など見た目の派手さや完成度をあまり求めないようにしています。あまり デザインに凝りはじめると、面倒臭くなってすぐに嫌になってしまうということもまま ありますよね。