1995年、株式会社タウンデザイン入社
アパレルブティックや飲食店などの
内装デザイン、設計、施工に携わる

ショップデザイン、設計、施工をお仕事にする金井真裕子さんは、設計の作業にはMacでCADを使用。プレゼン テーションや完了した仕事の整理にもMacを活用するが、デザインの発想やコミュニケーションに関しては、手描きのスケッチだったり、直接会って話したりといった、あえて「アナログなやり方」を好むという。今回、そのデジタル感覚とアナログ感覚のバランスについてなどを、Macユーザとしての視点で語っていただいた。


Macは主にどんな用途にお使いですか?

仕事がアパレルとか、あるいは飲食店の設計施工なので、設計のときにCAD(VectorWorks)を使うというのが一番多いですね。あとはプレゼンテーション用に、3D CGを作ったりとか、Photo- shopやIllustratorを使ったりとか。元々今の会社に入って、はじめてコンピュータを使ったので、Macの用途のほとんどは 仕事です。

設計の仕事では、入社された頃からずっとCADで?

いえ、最初は手描きで図面を描いてましたが、入社して2年目くらいかな、会社にMacが導入されまして。そのとき、「製図板があるとなかなかCADを覚えない」という理由で、全社的に製図板が片付けられてしまったんですよ(笑)。だから、それ以来急ぎの仕事があるときでもCADを使うしかなくて、それで覚えたという感じですね。今では手で図面を描くより、CADのほうがずっと速く描けるようになりました。仕事柄、図面の修正をすることも多いのですが、CADだとそれも楽にできますしね。