川上つよしさん/Tsuyoshi Kawakami

東京スカパラダイスオーケストラ・ベーシスト 大学在学中の1987年に東京スカパラダイスオーケストラに参加し、90年メジャーデビュー。東京スカパラダイスオーケストラの一員として、ストリートから日本全国のライブハウスやコンサートホール、果てはヨーロッパツアーまで「場所を問わない」ライブ活動を続けるほか、個人としてもプロデューサーとして井手麻理子(avextrax)やRocking Time(JUSTARECORD)を手掛ける。また日本全国のクラブで、スカ、ロックステディを中心としたDJとしての人気も高い。
男気溢れる熱いステージで知られる東京スカパラダイスオーケストラは、自身のレーベルJUSTA RECORDを主宰したり、クラブシーン、東京スカシーンの中心に位置するというイメージがあるという一方で、小林旭など超大物スターと共演したり、映画音楽(平成無責任一家 東京デラックス/崔洋一監督/配給東宝)やゲーム音楽(とんでもクライシス/徳間書店)、TV番組のテーマ曲(動物奇想天外/TBS)も手掛けるなど、メジャー、マイナー、国内外を問わず八面六臂の活躍を続けるバンドだ。そのスカパラのベーシスト、川上つよし氏は、大のMacユーザ。昨年末のヨーロッパツアーに引き続き、現在公共ホールツアーの真只中というお忙しい中、Macについて語っていただいた。

スカパラというと、ステージ狭しと暴れ回るバンドというイメージがありますが、Macはどんな用途に?

そう、基本的に肉体派なんで(笑)、仕事自体で直接コンピュータを使うということは少ないですね。レコーディングも、去年出したアルバム(『FULL-TENSIONBEATERS』)なんかは、基本的にアナログテープに一発録りだし。仕事でMacを使うのは、曲作ったりアレンジのシミュレーションしたり、それを人に伝えるのにデモテープ作るときに、打ち込みするくらいかなあ。ここのバスドラムの位置を半拍ずらしたらどうなるか、とか、凝り出すと結構楽しいですけどね。