Cafe au GoGo
Mac Freak File
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クリエイティブなことがすぐにできる、
という点が一番大きな魅力ですね


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Paul Staveley O’Duffyさんは、かのSwing Out Sisterのデビュー作「Breakout」を全世界でヒットさせるなど、世界的に有名な音楽プロデューサーだ。また音楽制作はもちろん、日常のさまざまな場面でMacを使うMacのパワーユーザーでもある。チャゲ&飛鳥のプロデュースのため来日していたPaulさんに、音楽制作とコンピュータについて、そしてMacの魅力について、お話を伺った。

Paul Staveley O’Duffyさん
1964年、イギリス・ロンドンで、アイルランド系の一家に生まれる。父親が有名な歌手だったり、一番上の兄がローリング・ストーンズやキンクスのエンジニアを務めていたりといった音楽的な環境で育ったのち、1980年代初頭から録音スタジオでエンジニアの仕事を開始。のちにニューヨークに移住し、当時開発され始めたサンプラーなど音楽制作用デジタル機器に触れ、リミックスなどの手法を学び、Barkays「Sex-o-Matic」のリミックスをクラブシーンでヒットさせる。80年代後半にイギリスに戻ったのち、プロデューサーの初仕事としてSwing Out Sisterを手掛け、デビューシングル「Breakout」(1987年)を大ブレークさせ、一躍有名プロデューサーの仲間入りを果たす。最近はそのSwing Out Sisterの新譜や、映画版「ブリジット・ジョーンズの日記」の音楽を担当したLuis Tayerのプロデュースを手掛けたほか、日本でもチャゲ&飛鳥のプロ デュースを担当。ちなみに日本のバンドで最近のお気に入りは、クレイジー・ケン・バンドとのこと。